ほたるの里の古民家おおぎす

里山大木須の一年

1月
どんど焼き炭焼き味噌づくり
2月
オオムラサキ幼虫探し炭焼き
3月
炭焼き
4月
5月
田植え
6月
ほたるの夕べ山あげ祭り(那須烏山市内)
7月
オオムラサキ放蝶会梅の実収穫 梅干し作り
8月
お盆
蕎麦の種まき
9月
稲刈り和蜂の採蜜
10月
蕎麦刈り
11月
新そばまつり
12月
八坂神社祭典
炭焼き

オオムラサキ放蝶会

日本の生態系には珍しい鮮やかな色彩と立派な躯体から国蝶に指定されているオオムラサキですが、昆虫採集マニアでもない限り、その姿を目にする機会はほとんどありません。
この貴重な蝶が大木須には比較的おおく生息していることが分かったのはずいぶん前のことです。
夏の短い間だけ蝶として過ごすオオムラサキは、山深い木立の樹液をエサにしていますが、幼虫は特定の植物だけを摂取する独特の習性があり、羽化するまで食料となるエノキ(榎)が豊富な里山で育ちます。

大木須では平成5年頃から、この幼虫を採集して羽化まで保護する活動を続けてきました。
年間で一番気温が低くなる2月、エノキの林で落ち葉の中から小さな幼虫たちを探します。
毎年400匹ほど採集して、小学校廃校跡のオオムラサキ公園に建てた飼育小屋で育てます。

里山が深緑に染まる7月、飼育小屋で羽化したオオムラサキたちは梅雨明けの空に放たれます。
放蝶会当日は、地元の住民や近隣の方だけでなく、遠方から家族連れで参加される方もいらっしゃいます。

日本に生息する蝶の中でも大型のものに属するオオムラサキは飛翔力に優れ、遠目に鳥と見間違われることもあるそうです。
青紫の美しい羽根をはばたかせて群舞する様子は見事です。
参加してみたいという方は、こちらからお問い合わせください。

 

 

ほたるの夕べ

里山の支流が流れ込む木須川の環境保全に取りくみ、カワニナやほたるの保護活動を実践した結果、自然に幻想的なほたる飛翔する姿が見られるようになった。
オオムラサキ公園に手づくりの野外ステージ、休憩所を設営し、毎年6月第2土曜日にほたるの夕べとして、ほたるを観る会を開催しています。(昨年で12回目)
また、6月の1ヶ月間は、ほたる飛翔場所を紹介する案内所を設けています。
ほたるが多く舞い飛ぶ場所は毎日変わります。ほたるの発生状況をよく知る地域のものが、鑑賞に適した場所にご案内します。
なお、ほたるの生息環境維持を目的に寄付を募っております。ご協力をお願いします。

 

 

新そば祭

晩秋の那須烏山市の風物詩となりつつある、恒例の新そば祭を重ね、昨年で24回目となり、来訪者も毎年1,000人を数え、一大イベントに定着しています。 (例年11月の第4日曜日を中心に開催)
八溝地域のそばは、風味豊かで甘味のある食感が好評です。
是非ご賞味ください。

 

 

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